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ユズハの受難2

「こんな目に遭うなんて・・・やだ!」



 彼女、ユズハは秘密諜報組織「ビューナス」の女スパイである。とはいえ、実はまだキャリア1年もない、ひよっ子同然の女スパイ女スパイとはいえ今までやってたのは尾行や盗聴、調査といったそれほど危険を伴わない程度の仕事。このように潜入する等のエスピオナージは実は今回が初めてなのだ。


 そして一人前へのステップとして今回はじめて潜入活動。



「『イゴーリ』と呼ばれる組織に潜入し、某政党幹部のスキャンダル写真を奪還せよ」



 これが任務。サポート部隊と呼ばれるサポート担当の指示に従い、関東某県のマンションの一室に潜入、スキャンダルの証拠となる写真データが入っているPCとデータを確認したところまでは良かったのだ。ここまでなら正直なところ、新人であってもできる内容だから。


 だがそこからが問題だった。


 そのPC端末のすぐ横にあった電話が突如鳴り出す。数コール後に留守電モードに切り替わり、メッセージをどうぞ、というお決まりの案内の後だった。無論、そこで受話器を取るわけにはいかない。なぜなら侵入者なのだから。




「そこにいるのはわかっている。少しの間眠って貰う」




 バレていた?!



 その直後、机上の小さい加湿器のようなものなのだろうか?よく家電量販店で売られているUSB接続の小さな加湿器。それを改造し、催眠ガスが噴出するようにしてあったのだ。


 ユズハは任務失敗した事を即座に悟る。そして、それを後悔する間もなく、睡魔に襲われ、その場で意識を失ってしまったのだ。





 そうして現在に至る。


 そう、こうして、着るものすら許されない、全裸のまま、敵のアジトで拘束されている・・・


 このアジト、おそらく地下室なのだろうか?打ちっぱなしのコンクリートに囲まれ、今、ユズハが裸で拘束されているこの鉄の支柱以外何もない、おそらく物置のようなとこだろう。隅っこにダンボールが置いてある。そして窓もない。


 入り口は重苦しそうな古びた鉄の扉。覗き窓がある程度。物置であるが、こういう時の為の牢屋?おそらくは鍵がかけられているのだろう。



「(逃げ・・・られそうもない・・・それに裸だし・・・ヤダ・・・こんな事されるなんて聞いてないよ・・・こんなの初めて・・・ヤッダ・・・絶対イヤ!)」



 しかし、それよりも心配している事があった。


「(裸にされた・・・やっぱり女だから・・・裸にしたって事は・・・きっと・・・・)」



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プロフィール

女スパイ組織司令長官

Author:女スパイ組織司令長官

私が女スパイ組織「WomenSpy」の司令長官だ。
我が秘密組織所属の女スパイ達の活躍をお見せしようと思い、このサイトを設立した。存分に彼女らの『活躍』を堪能して欲しい。

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