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ユズハの受難3

チーフに聞いた事を思い出した。チーフとは、ユズハが所属する諜報部門、スパイチームのリーダーである。ユズハをこの世界に導いた恩師でもあるのだ。


女スパイだとね、まあ、その・・・慰み者というか、性的にいやらしい拷問だけで済む事が多いんだ。これが男なら死ぬくらいまで厳しい苦痛を伴う拷問をされるだろうが、女・・・それも若くて美しい女なら、痛めつけるよりも・・・ね?」


 ああ、まさか、自分がそんな目に遭うことになろうとは・・・


 わざわざ裸にしたという事は、もう間違いなくその「目的」は決まっているんだ。じゃなきゃ、わざわざ裸にする意味もないだろう。


 ユズハは二十三歳のまだまだ若い女の子。ちょっとアブない仕事をやってます!程度なスリルを味わいたい、そんな普通の女子でしかない。今までだってやってる事はせいえい探偵留まりの仕事だ。ここまで危険な目に遭う事などなかった。


「(きっといやらしい拷問をされるんだ・・・だって、こんな格好で・・・しないわけがない!いや!そんなの・・・恥ずかしい事されて・・・知らない男の人に・・・)」


 相手が女ならまだ安心感のようなものもあるだろう。尋問する人間が同じ女性なら、いやらしい拷問のようなものは・・・もっとも同性なだけに性的な拷問ではない分、さらに苦痛を伴う過酷な拷問かもしれないが。


 拷問・・・拷問・・・


 ユズハの脳内にはその二文字が木霊する。今の今まで、生活の中で決して存在しないその二文字。


 彼女は新人同然の素人のようなスパイ。当然、訓練など受けていない。受けてたところでどうにもならないだろうが。


 だが・・・今、こうして裸にされている。



 今、ユズハの中に、新しい感情が芽生えようとはしている。


「(恥ずかしい・・・これ、アソコまで丸見え・・・誰が脱がしたんだろ・・・)」


 興奮しているのだ。
 このような絶体絶命な状況下、でだ。


 奇妙な開放感を感じているのだ。



「(これからどんなヒドイ拷問されるんだろ・・・もしかしたら・・・)」



 そう考えていたその時だ。



「ガチャ」


 重いその鉄の扉が解錠され開かれた音。数人の男性が入場してくる。




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プロフィール

女スパイ組織司令長官

Author:女スパイ組織司令長官

私が女スパイ組織「WomenSpy」の司令長官だ。
我が秘密組織所属の女スパイ達の活躍をお見せしようと思い、このサイトを設立した。存分に彼女らの『活躍』を堪能して欲しい。

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