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ユズハの受難4

 一人は迷彩模様の戦闘服のような格好で、おそらくは下っ端の人間だろうか?その手には木刀のようなものを持っている。そして他に二人の男性・・・一人は初老の男でもう一人は三十代前半といったところか?黒系の背広姿だ。黒服だ。


 その黒服の若い方の男が声をかけた。


「お目覚めかな?女狐くん?」


「・・・・・・・・・・・・・・」


 ユズハは黙っていた。チーフの指導で、万が一敵に捕まっても、最初は黙っていろと言われている。


「耳が聞こえないのかな?」


「・・・・・・・・・」


「ふーむ。では、ひとつここは我々もまんざら慈愛がないところをお見せしておこう。今後の我々との関係をスムーズに進めるためにもね」


 パチンと指を鳴らすと、迷彩服の男が、一本のペットボトルを取り出し、その呑口をユズハの口に近づける。


「キミはあのマンションで我々に捕まってから実に4時間は意識を失っていた。喉も乾いただろう?飲みたまえ」


「さあ、飲め」


 迷彩服の男が命令する。


「・・・・・・・・・・・・」


 なおも黙秘を続けるユズハ。敵からの差し出し?そんなもの、そうやすやすと飲むわけにはいかない!そのくらいの事ユズハにもわかっていた。


「飲め!」


 迷彩服のこの下っ端の男が強制的に口を開かせて、飲ませる!


「・・・んぐ、んぐ・・・ぷはあ!・・・なにすんのよ!」




「ほう、口は利けるようだな?その様子では耳も聞こえると見えるが」


 黒服の男はそう勝ち誇るように言う。


 すると下っ端の男は、まだ水らしき液体が入っているペットボトルを今度はユズハの頭からぶっかけた。この水、何やら薬品や調味料でも入れているのだろうか?少し酸っぱいような味がしたのをユズハは感じていた。その液体を頭からかけられ、身体がびっしょりと濡れてしまった。



 その美しい裸体に無色透明の液体が掛けられ、そう、まるで少し汗をかいたのか、淫らな様態を、肉体を、晒す事になってしまった。



 だがこの液体には実は秘密があったのだが、それを知るのはさらに先になる。ユズハを苦しめる事になるのだが・・・・・・



「な・・・なに?何なのここ?な、なんで私こんな事されてんの?あなた誰?」



 ユズハは白を切る事にした。スパイとしては当然の振る舞い。
だが黒服の若い方の男は尋問を続ける。


「それはこっちのセリフだな。お嬢さんこそ、どこの組織のスパイなのかね?」




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プロフィール

女スパイ組織司令長官

Author:女スパイ組織司令長官

私が女スパイ組織「WomenSpy」の司令長官だ。
我が秘密組織所属の女スパイ達の活躍をお見せしようと思い、このサイトを設立した。存分に彼女らの『活躍』を堪能して欲しい。

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